跳べないとべはただのドベ

えちげやライブの感想とか色々かくとこ

堀江と晶太でできている(佐咲紗花 15th MAIN LIVE〜佐咲と紗花でできている〜感想)

今回は1/17に行われた「佐咲紗花 15th MAIN LIVE〜佐咲と紗花でできている〜」に行ってきた感想の記事。

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どうして1ケ月経って投稿するんです?

 

今回のライブは佐咲紗花15周年イヤー最後のライブとして企画され、昼は音源で夜が生バンドの昼夜二部制ライブ。

去年開催された15周年イヤー最初のライブの感想はこちら

flyflyaniki.hatenablog.com

今回のライブの目玉はなんといっても夜の部。なんとステージのバックバンドにはあの堀江晶太がやってくる。このタッグがステージに上がるとなればもう最高のライブなのは確定、半年以上前にチケットの先行が開始されたにもかかわらず爆速でチケットは完売、300キャパでこのメンツのライブの勢いを受け止めるのは無理があろうと思われます。

 

1.セトリ予想という名の当選祈願

ここは前回と同じように、ただ前回と1つだけ違うのは今回堀江晶太曲が全部ほぼ確だということ。2人の親和性は今を生きるキラキラ系エロゲーマーも最近の作品にふれず懐古ばっかやってたりエロゲーにはもはや触れずにライブだけはいってるじz、、、古強者たちも当然ご存じでしょう。

 

なのでライブタイトルにもなった「夢と色でできている」とか「キスのひとつで」、15theveでもトリを務めた「Atlantico Blue」だったりは来るとみてる。

 

そんでこっからは個人的な思想まるだしの予想、いうだけタダだもんね。

昼の部一曲目「夢と色でできている(op尺)」

夜の部ラスト「夢と色でできている Grand End」

いや~~~~~~……無理があるね!!!

無理があるけど見てみたくない?ライブの〆、ボルテージは最高潮、佐咲紗花のライブスタンス的にアンコールは絶対ないとわかった上で聞く最後の一曲、その歌いだしが「そして僕らはたどり着く」だったらさぁ!!もう伝説だよそんなん。

 

個人的には夢と色でできているのGrand Endにはプレイ時に感じた並々ならぬ想いがあるからただの原曲のオミット版としてではなくて意味ある一つの曲として扱ってほしいしライブでもやってほしい……そんな面倒なオタク心の現れ。

そんなキモい情熱が満載な怪文書がこちら、本編ゴリゴリネタバレだから気を付けてね

flyflyaniki.hatenablog.com

 

あとは無難に月に寄り添う乙女の作法の「泣き虫Baby・弱虫Baby」とか「未来永劫」、ライブで聞いたことない「Various Sky」とか最近聞いていない俺がさささ行くようになったきっかけの「奇跡なんか、いらない。」なんかは聞いときたいなぁって感じか。Nevelのライブ、チケ代殿様すぎてあんまり行きたくないし…

 

 

2.昼の部

昼公演のセトリはこれ。

 

昼公演はレア曲メイン(さささ曰く「こんな爆速で売り切れるとは思わなかった」)で正直知らん曲が多かった、そん中でも楽しめるのが佐咲紗花のライブの醍醐味というか、あの人の信頼できる部分だと思う。

 

個人的に第二ブロック好き、俺いつもMCってしゃーなしの休憩時間っていうじゃん?その時間を減らす工夫で例えばバンド演奏で絶え間なく音を鳴らしてその間にはけて給水とかそういうものはあるの。でも昼はオケ音源かつライブは基本1人、そんな中MCなしで6曲とかバケモンすぎる。

Q,どんな工夫でMCなし6曲駆け抜けたの?

A,気合い

バ、バイタリティモンスター…!

 

そんで1曲目、「恋吹雪.花吹雪」

ビックリした、Navelの曲って普通のライブでもやっていいんだ。乙女理論とその周辺のEDなんだけど個人的には乙りろがシリーズで一番好きだから思い入れなんかもそこそこにあるんだよね、あの最大瞬間風速はぜひ味わってもらいたい

 

そして……

 

まさかの……

 

未来ッ永劫ゥ〜…!!!

昼公演の3曲目にして優勝を果たしてしまいました…。

 

この曲は「月に寄りそう乙女の作法」シリーズの「月に寄りそう乙女の作法2 E×S×PAL‼︎」という作品のパル子こと銀条春心イメージソング。

youtu.be

 

夜を怖がる1人の少女が主人公や親友に支えられ、一歩を踏み出せるようになるという最高のハッピーエンドを後押しするような曲。

 

タイトル、歌詞、メロディー全てが明るくてパル子と才華を祝福するような曲になっててね、こっちまで文字通り未来永劫幸せになれるんだ。

 

作品の話をし出すと脱線したまま走り続けるのでつり乙シリーズをやってほしいで〆るけど、この曲自体はnavelのブランドライブもある影響で結構レアなんだよね、去年も何度かはやってたはずだけど見事に外してた。なので今回やってくれたのがねぇ〜〜…!!!

 

伏線は色々あった

別の曲だけど作曲家が今回のライブに反応してたり、初っ端から同じく矢鴇つかさ曲の「恋吹雪.花吹雪」やってたりで

 

でも音源にはほぼないイントロ長尺のライブverはやっぱ違ったね、正直予想には建ててたけどやるとは思わんかった、この日馬券買えばよかったか。

 

軽く触れた「恋吹雪.花吹雪」も合わせて第一ブロックはつり乙揃いで楽しかったねぇ、あとはそのうち「泣き虫Baby・弱虫Baby」も聞きたい。

い、行かなきゃっすか……?ねぶパ

 

そんでもってChouChoさんとのコラボのガルパンメドレーみたいなゾーンも初見曲ばかりだけど楽しめた。

ガルパンは履修してないから事前に告知されていた「Check Make Mate」くらいしか聞いてなかったけどそこからの二人バラバラの曲を歌う演出、ミリしらながら本当に興奮した。

 

1番の衝撃はカバー曲、前回は「Anything Goes!」でおおきなおともだち(23歳男性)を大はしゃぎさせたこの枠だけども今回は何が来るのやら……

 

佐咲紗花「Hands!!!!」

俺「ルーブ Go Jumping!!!!????ルーブ Go Fighting!!!!????ルーブ For Going Now!!!!????」

 

やりやがったこの女!!!!!??????

というわけで今回のカバー曲はウルトラマンルーブ主題歌の「Hands」、これが最高ってやつね。

 

やっぱ佐咲紗花の圧倒的声量でかます特撮ソングが良くってぇ〜〜〜。

そんなこんなで昼の部も終わり、楽しかった(HP残り3割)

 

3.夜の部

セトリはさっきのツイート見て

こっからは本日のライブの本質、生バンドで迎える最強の夜パート。

ベースは何とあの堀江晶太、夜の部は謎のペンギンのTシャツを着た人達もやってきて昼以上にぎゅうぎゅうだった、密度はB.G.M.の猛者ゾーン超えてたかも?

兎にも角にも生バンドですよ、やっぱバンドに勝る音楽体験はないよ。生歌生バンド、至高ね。

 

生バンドでやるライブに関して佐咲紗花はある信念を抱いている、それが「佐咲紗花という1つのバンド(で自分はそのボーカル)」。この方針にたがわず佐咲紗花だけじゃなくてベースもドラムもギターもキーボードも、全員が俺が主役だといわんばかりに主張しまくっていた。

 

特にベースの人とか今回が初めての佐咲紗花のライブだったっぽいんだけど最初は普通に弾いてたけど後半になると勢いよく前出てたからね。本人も練習中楽しんでたっぽいし楽しみながらいい音がだせるなら何も文句ない。

 

個人的にはドラムの人大好きなんだよね、本当に悪ガキというか音楽で真剣にふざけている節がある(もちろんほめてる)。

特に今回だと「マリンブルーに沿って」の演奏、アウトロで一段階叩く強さ上げてるところとかマジで最高。CD垂れ流してるだけじゃ味わえないプロのアレンジを味わえるのが生歌生バンドの魅力よな。

 

今回のライブ、特にアレンジが結構聞いてたと思う。印象的なのは1曲目「Atlantico Blue」、なんか最初からベースがはっちゃけてた。流石にベースの人は作詞作曲編曲した人に謝った方がいいと思います。

 

セトリの話をしていこう。

まずなんといっても1曲目の「Atlantico Blue」、前回の15thの最初のライブことEVEの〆を飾った曲。これを最初に持っていくことで15thの始まりと終わりのライブとしてEVEと今回は地続きで繋がっている、そんな風に感じ取れた。それでいうと最後の曲に関しても感じるものがあるんだけど一旦置いとく。

 

この曲は旅の終わりと新しい旅、平たく言えば終わりと始まりの2つの側面を持ち合わせていた良曲でどちらの味も楽しめるのは本当に曲としての幅が広いなって感じた。たとえば最後の曲として使った前回は「ライブの終わり、15周年の始まり」、そして今回は「ライブの始まり、15周年の終わり」として同じ曲でも曲の感じ方が180度異なるのはなかなかいい体験だった。

 

そんで次に印象的だったのは「ワールドエンド」かな、ぶっちゃけ今までライブで聞いたことがないから伝説上の存在だと思ってた、実在するんだ…ワールドエンドって。個人的にイントロの静かな入りすごい好きなんだよね、そこからかなりダーク調な曲が始まるのがなかなか好み。

 

そんでキーボードと2人で披露するパート最後の「流星ボイス」。あんまりしんみりした曲をいれないがちなさささのセトリの中でもがっつりしっとり系をキーボードの優しい音色だけで演奏して歌うのはなかなかいいパートだったなって。

 

その直後にバンドメンバーが戻ってきてやるのはもはや定番曲のツラになった「Unravel Sky」、もう2年前のB.G.M.で聞いてから結構な付き合いだな。この曲の直球ドストレートにかっこいい曲って感じが個人的にはかなり好み。サビ直前で一瞬音止める構成が本当に大好き。そういえばこれ行った人に聞きたいんだけど、2番のはじめくらい原曲とはちょっと違ったアレンジは入ってなかった?ここと「マリンブルーに沿って」辺りはなんかベースが引き立つようなアレンジというかちょっとベースソロ部分が多めに取られていた気がする。

 

そして堀江晶太パート前最後にぶっこむは我らが偉大な「Super Shiny Sensation!!!」大先輩。この曲で振るために俺は物販で通し特典じゃない方のタオルかったくらいなんだ。この曲もさすがの貫禄と言いますか、EVEの時みたいな振り練習しなくともみんなすぐに適応してたね。この曲でなけなしの体力絞って楽しもうとするノリ、大好きなんだよな。

 

そんで最後は「堀江と晶太でできている」パートと称して堀江晶太曲パートの怒涛の最終ブロック!マリンブルーのなんのこちとらSSS!!!先輩で疲れ切ってるのに否応にも奮い立たせようとしてくるこのセトリ構成、ニクいね。

 

やっぱこのパートについて一曲語るとするなら「夢と色でできている」ですわな。今回のライブの表題にもなったこの曲。さっきの「Atlantico Blue」でEVEとの連続性についてあーだこーだ言ったけどこれもその延長性にある(と勝手に思ってる)んだよね。

 

EVEでやってない曲に対してこんなこと言う変な人になっているがまぁ聞いてほしい。夢と色でできているはM0、佐咲紗花がステージに現れるときに流れてたんだ、嘘じゃない。それはそれとしてそこを解釈と言い張るのはこじつけオタクすぎる?……そうだね俺が悪いね…介錯頼む。

 

予想でGrandEndとかいうバケモン予想投げといて普通のやったけどどうなんだといわれたけど問題ない。今回の「夢と色でできている」にはGrandEndを超える仕掛けがされてた。

 

 

堀江晶太が落ちサビで歌った。

 

 

歌ったんだよ、堀江晶太が。「明日君を連れ去って」って。佐咲紗花自慢のhyperロングトーンの後に。

 

厳密にいうとそれ以前にも晶太はちょくちょくサビで歌ってたんだ、サビで男の声入っててどんだけ声量デカいオタクやねん…って周り見たら188cmのクソデカベーシストがマイクで歌ってた、俺の負けだよ。

 

ライブは生ものだとはさささもMCで言っていたと思うけどこの夢色はその極致だと思う。こんなの完成された陳腐な音源にするのはおこがましい、あの瞬間に来る想定外だったからこそあそこまで盛り上がる最高の生の芸術。ライブっていう生ものが最高にうまい瞬間だった。

 

さささのライブはアンコールがない。だからこそ最後の曲で「今日はこれでおしまい」と皆に納得させる説得力が必要だけど彼女はそれを生むのが本当にうまい。ニッコリ笑顔で帰れました(なんか途中で仲良くなったインターネット初対面の人とガスト行きました。)

 

そんなこんなで終わった最高のライブ。

でも佐咲紗花×堀江晶太は終わらねぇ!!

というわけでライブの〆に公開された次のライブ情報も出た。

佐咲紗花のゲーソンフォーカスライブ。もちろんフォーカスってだけでオンリーってわけではない(過去のセトリみたらSSS先輩いて笑った)。個人的にはそろそろ奇跡なんか、いらない。とかまた聞きたいなぁって。

 

これまたバンドメンバーもすんごい。今回も堀江晶太パートのみ堀江晶太大先生が参加するんだけどそれ以外のパートを演奏するのはなんとあのナツメユウキ!!!

最近のゲームもちゃんとやってるオタク向けに言うと「ロマンチックを叶えて」のベースなんかを演奏してた人。結構その筋では最近有名になってたりする。

 

これは俺も知らなかったし身近な「ベーシスト堀江晶太」のオタクに言っても驚かれたんだけどなんと彼女堀江晶太の弟子と呼ばれているらしい。音源の演奏なんかにもよく見るくらい正確なベース演奏をするベーシストだし全然期待してていいと思う。

 

そんな二大イケイケベーシスト師弟が弾くゲーソンフォーカスライブ、多分これを出すころ(ここ書いてるとき2/17、なんで?)はまだ応募中だから気になったらすぐに応募してライブに行こう。

 

というわけで今回はこんな感じ。やっぱり佐咲紗花のライブはあらゆる感情を一旦置いておいて「楽しい」って気分になれるから大好きだ。ただ……

 

 

クッッッソ疲れる……

 

昼夜合わせて今年44になるんで44曲。ライブの曲数は節分の豆じゃねぇんだぞ。

時間にして5時間以上はあるんじゃないか?しかも夜の部は密度が倍くらいあったし。

身も心も若くありながらライブに行きたいもんだね……

 

 

 

 

ディア•マイ•スペシャル•プレシャス•マーベラス•スウィート•2025

2025も終わりますね。

サムネ用

色々あって何年かエロゲやってなくて昨年復帰してから2年目に入るわけだけど、そんな俺目線でも今年は豊作だった気がする、9月もそうだし7月もなかなか、2月も大当たり2本来てたし有識者的にも近年稀に見る豊作年なんじゃないか?

 

というわけでそんな豊作にあやかって今年発売作品で個人的におもしろかった物や特に良かったエロゲソング、ついでにライブについて書いていこうと思う。もちろん具体的なネタバレについては伏せた上で魅力を伝えていこうと思うのでそこは安心して欲しい。

 

 

 

1.エロゲ部門

①ライムライト・レモネード・ジャム

バーリバリバリ!!!逆張りの時代は終わりバリね!!!時代は順張りバリ!!!!

 



これはもう今年の顔といっても差し支えないでしょ。総合的に見て今年で1番面白かった、俺的萌えゲーアワード(政治要素なし)大賞。

 

この作品の1番の魅力はこのご時世でヒロイン4人+サブ2人、プレイ中央値も長めとかなりの大ボリュームなのに全然中弛みを感じさせなかった面白さだと思う。俺が毎日深夜まで貼りつくようにプレイできる作品はそうないでしょ。

 

個人的にシナリオ方面でいいなあと思う点は構成面って言えば良いのかな、起承転結がしっかりしているところだと思う。こう書くと誰もそうだよと言われかねないので補足すると転が特によくて〜!とか結はちょっと…とかそうなじゃなくて起承転結どの部分も満遍なく面白い。その上で起があるからこそ結が面白い、みたいなそれぞれの結びつきもしっかりしてて各ルート終わる度にそのルートの一連の出来事を振り返って余韻を噛み締める、そんな浸り方が出来た。

 

あとはやっぱり曲とシナリオのリンク度合いの高さ。曲が生まれる過程をシナリオに組み込んでるからプレイ前後で曲への入れ込み方が全然違う。作品と曲が相互補完って部分が強いエロゲ文化だからこそより際立つ魅力って感じ。

 

個人的に初めてのゆずだったけど流石天下のエロゲメーカーと言わざるおえない、やっぱ時代は順張りよね。

 

②恋愛、はじめまして

10時間以上遊べます

続いては今年の2月に発売されたASaprojectの最新作「恋愛、はじめまして」。何もしないで無為な日々をすごす主人公の前に突如羽を生やした美少女の天使ちゃんと出会い、青春を取り戻すお話。

 

ASaprojectはこれが初めてだったんだけどすごくすごーく面白くてかなり楽しめた。あらすじからして自称天使のよくわかんない羽生えた人が出てきてワチャワチャするっていうコメディ要素が強いように見せかけて(ちゃんとそこが強いんだけど)恋愛描写もしっかりあってそこがコメディ強めのこの作品をいい感じに引き締めてて全体的にいい作品。

 

あとこの作品、いろんな過去作の要素を散りばめている部分があるからASa、はじめましてしたい人にはここからやるのがいいと思ってる。(コイバナもめちゃくちゃ面白かったけどあれはあれでだいぶ異色だし)

 

全編通して中弛みもないしASaやってみたい人には割とおすすめの作品です。

 

③宿りし乙女の誓いと魔法

嗚呼詩乃ちゃん……

来たわね、乙女シリーズ。

来たわよ、乙女シリーズ。

というわけで俺のTwitterを見てる人ならなんとなくわかるであろう今年1番沼に使ったシリーズことensembleの「乙女シリーズ」の最新作、「宿りし乙女の誓いと魔法」。

 

まず乙女シリーズとはなんぞやという話からしていくと主人公が様々な事情から女装しお嬢様学院に潜入する、というお話。シリーズとあるけども地続きの話ではなく、単に女装する主人公のお話を11作品+FDも作り続けているので便宜上シリーズと呼ぶようになっているだけである、バケモンかな?

 

冗談はさておきこの作品はある日謎の少女の影響で魔法少女となってしまい(付いてる)、アイテール女学院とかいうどこぞの黒光り虫使いが聞いたらゾッとして即リタかましそうな名前の学院に通い、魔力を失うまで魔女こと真帆という少女に保護されるというお話。

 

他の乙女シリーズとは違うのが魔法っていうファンタジーの要素を取り入れている。前作も平たく言うとVRチャンバラによる2on2の体験型EXVSみたいな近未来的な技術を使っていたけど根っからのファンタジーは初めてなんじゃないかな?

 

魔法少女と言っても何か敵がいるのではなく、女装して過ごして恋して付き合って…っていうシンプルなお話。ただ「華は短し、踊れよ乙女」の単独ライターとしてensembleデビューして「旭光のマリアージュ」で2024萌えゲーアワードシナリオ賞を取るまでの人気になったシナリオライター浅黄もライターの1人として参加してるため、全体的になかなかいいお話に仕上がってた、これからの乙女シリーズも頼みます。

 

この作品(というかensemble)の強みの1つはキャスティング。キャラの性格にあった声優はもちろん、他では聞いたことない声優の演技を見ることができたりする。過去作でも当時かなり珍しい(?)低音奏雨ボイスのサブキャラとか華のJKって感じの天真爛漫な少女をする月野きいろとか普段の演じてるキャラとはまた一風違った演技をすることが多い。

 

今作はそれが特に顕著だなって思った、メインキャストが柳ひとみ、月野きいろ、蒼乃むすび、秋野花橘まおとどの人も近年いろんな作品に出てる売れっ子声優ながら皆普段とは違う声で演技されてる印象、特に秋野花演じる舞玲とか初めて聞いた段階じゃ秋野花だなんて気づかないレベル。個人的に好きなのは柳ひとみ演じる主人公の響詩乃、男の時の演技がいつもの声を低くしてイケボっぽく演じてて可愛いんだけどカッコいい。

 

特にこのゲームで1番良いのはエロシーン。

そんなの聞きとうない?こっちはエロに真剣なんだ、語らせてほしい。

さっきも言ったようにこの作品は魔法が存在している、そしてensembleはかなりの頻度でドチャクソエロいシーンを生み出す。エロと魔法が交差する時、ファンタスティックエロシーンは始まる。

 

本当に革命的だった、この作品のエロシーンは。詳しくは言えねぇけど、詳しくは言えねぇけど結友シーン3と茶実シーン1と舞玲アフターと真帆アフターとだけは言っときます。

 

そんなensembleの新作「宿りし乙女の誓いと魔法」は現在Fから始まる魔法のサイトでセール+乙女シリーズも全作大幅セール中、気になったら買ってみてほしい(乙女が彩る恋のエッセンスと乙女が結ぶ月夜の煌めきもいいぞ…!!)

 

④初恋マスターアップ

視聴動画で始発とハミングを聞いて豪華版をノータイムで購入した実績あり

そんでお次は「初恋マスターアップ」。アマカノ3に隠れた今年のあざらし新作。

ひょんなことから父の遺産を相続することになった主人公がそれを元手にかつての仲間や自分の代わりにシナリオを書いてくれる人とともにゲーム制作をもう一度始めるというお話。

 

この作品、第一にヒロインがものっそいめんどくさい、皆それぞれ過去の出来事やらなんやらで主人公と付き合うことに後ろめたさだったりを抱えている、それを乗り越えて恋愛をしていくというのが今作なんだけど各メインヒロインにはそこを乗り越えられなかった場合、つまり恋が実らなかったビターエンドというものが設けられている。

 

ビターエンドば専用ED曲の「Time Capsule」も相まって沁みるし、そんな終わり方があるからこそ、それぞれのTRUEエンドがより際立つんだ。

そんでね!!この作品もエロに真剣!!!!

名言かつ至言、これをサイトから跡形もなく消した全年齢版を許すな

まずあざらしって胸のサイズのインフレがスタリラ並みに激しくて別の某新作だとB88が貧乳ポジみたいになってる、さすがの俺もライターと原画家のバストサイズの共有ミスだと思ったよね。ただこの作品はそこすら超越する脅威の胸囲、バスト100超えヒロインが2人もいるし最低ラインが86なのである、これにはとべもニッコリ飛び越えてもはや恐怖。恋乃香のシーン6を、よろしくお願いします。

 

今作は楽曲方面もずば抜けていて、曲も後述するけどくるみさんというシンガーソングライターを起用してOPにED2曲の計3曲を担当しているんだけどそのどれも良い。曲はもちろん個人的にはかなり新鮮な曲がエロゲソング界隈に来たなぁという印象、願わくばこっちの界隈のライブにバンバン来てほしいし色んな作品に出てほしい。わかってるよな?ネクストン、あざらし、保桜。

 

以上今年の面白かった新作として4作について紹介させてもらった。ただこれはただの一角であって単純に好きな新作1つ1つ書いてたら除夜の鐘で煩悩ごとデータが吹っ飛ばされそうだったから書けなかったってだけで今年は例年以上に豊作だったと思う。以下に今年自分がやった作品の簡単な感想を載せているので良ければ是非(こっちは割と好き勝手書いてるからネタバレ注意)

https://x.com/nakoso39/status/1877768557733236895?s=20

↑なんかこれだけ埋め込めなかった、くやし

 

2.今年のエロゲソング4選

今年発売されたエロゲソングの中でも特によかったものをピックアップ。

まず総評として「定番も良いけど歌手、作家ともにこの界隈への新規参入者がすごく強い」一年だったと思う。

①始発とハミング(初恋マスターアップ)

youtu.be

まず一曲目は「初恋マスターアップ」より「始発とハミング」。作品紹介のときにも少し話した本編のTRUEエンドにあたる各メインヒロインルートで流れるED。巷では「Time Capsule」が人気な気がするけど今回は本作の3曲のなかでも特に好きなこの曲を選出した。

 

後悔の詰まった過去を乗り越えて友達から恋びととして付き合うことになった2人を明るく送り出すような軽快なイントロと朗らかな歌詞が本当に心地いい。実際にバンドとしての活動経験もあり現在はサポートバンドとしても活躍している実力派のプレーヤーでもあるくるみさんだからこそ生み出せるバンドサウンドが本当に気持ちいいんだ。

 

個人的に好きなフレーズは「孤独はちっぽけたまに怖くなるけど大人になったら少し笑えるよな」、過去の後悔が作品を通した重要なテーマになっている本作のEDとしてこの歌詞を歌えるっていうのがハッピーエンドとして100点満点の歌詞。

 

特にOPの「アンルート」の「言葉の足りない僕たちはまだ大人になり切れないままで」「美談にもならない後悔を思い出しては繰り返す毎日はやめにしたいんだ」っていう物語開始時点特有の状態の歌詞とリンクしてアンサーのようにこの歌詞がEDとして流れるのは全部の曲の作詞を1人に任せている強みだよね。

 

初マスの3曲は裏のバンドサウンドも至高なのでぜひとも生バンライブなんか開いてやってほしいところ、わかってるよな?ネクストン、あざらし、保桜。

 

➁ロマンチックを叶えて(ハミダシクリエイティブRe:Re:call)

youtu.be

お次は「ハミダシクリエイティブRe:Re:call」よりED「ロマンチックを叶えて」

物語が好きだけれどそれを誰にもお姫様の前にその秘密を共有する王子様が現れる、そんな乙女チック全開な歌詞。

この曲、音から歌詞からヒロインの莉々子よろしく乙女趣味全開というか乙女チックを叶えてってレベルでカワイイ歌詞なんだ。これを書いたのは我らがAkki…

すらも注目する突如としてエロゲソング界隈に現れた新星、蛯沢いつかさん。

 

カワイイ系の歌詞ではあるんだけどなんとなく堀江晶太の作詞した「はよ、NewWorld」や「一冊のアロー」から感じる彼の中のハミクリのイメージ(かなと個人的に思っているモノ)の「自分の創作に関して誰からの批判も気にせず、なんなら真っ向からやりやってやるって感じの超強気な精神」に通ずるものも感じさせつつちょっと弱さを見せるかのような歌詞もあって、個人的にはそれを強く感じるサビの「笑いたきゃ笑えばいい、でもあなたを信じる」という歌詞がたまらなく好き。

本当に蛯沢いつか、だれっきーなんだ……

 

③ケ・セラ・セラ(恋愛、はじめまして)

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3つ目は「恋愛、はじめまして」より「ケ・セラ・セラ」

この曲の魅力はなんといってもバックで流れてるバンドサウンド、特にイントロのジャカジャカ感からAメロの爽快なメロディへ移っていく感じは本当に癖。今年の曲の中では一番耳に残るような良いメロディだった。

 

2,3と同時で歌手が燈華いのりさんなんだけどやっぱこの人の歌声いいよね。改めて今年の良曲を聞いているとぬくもりのある高音、というべきかそういう高いけど優しい声音みたいなのがなかなかいい。ヴァーチャルシンガーなるものらしいんだけどこの人はライブとかに出てくれるのかな、生で聞きたい曲だから本当にライブ出演期待したい。

どうか某オタク拉致監禁柏エロゲソングフェス以外で

 

コントラスト(True Colors)

youtu.be

最後は今年のケツに出てきたMELLOW最新作「True Colors」の主題歌「コントラスト」。この前の夢乃ゆきワンマンでフル尺が突如聞けたことも話題だったね。なんでこれやってヒロイン飛ばされたの?は一生言っていく。

MELLOWといえばいつも通り東条サダヲの作詞作曲編曲した歌なんだけども今回は彼の曲のなかでもかなり珍しい

 

スカイコードの「Blue Skies」の時にも思ったんだけどサダヲってこういう音も作れるんだなぁって。ピアノとかかなり多用してるイメージ(確か本人ピアノが上手かったはずだし)だったけど今回そういうのもほぼなくてMELLOWのベストアルバムとか買ってる身としては新鮮さを強く感じた。

 

以上4曲、どれもサブスクやゲームとは別のアルバム、YouTubeでのフル音源公開などエロゲソングの中ではだいぶ聞きやすい媒体でも公開されてるからぜひ聞いてね〜

さっきも書いたけどなかなかこのエロゲソング界隈の新参者が軒並み強いしここに来年Neko Hacker来るんでしょ?来年マジでどうなるんよ

 

3.今年良かったライブ3選

ぶっちゃけこれがいっちばん書きたかったんだ。

今年はそこそこ色んな人のライブ、フェスに初参加したりしてそれぞれの特徴だったりをぼんやりと掴めたかなぁって1年だった。そんな中で俺の思う「良いライブ」ってなんなんだろなって言うのを語りつつ良かったライブの話をしていきたいと思う。

 

①良いライブって?

良いライブってなんだろう、好きな曲をやったライブ?う〜ん、シャバい。別に秀和とかMOREとか封印指定くらってる曲じゃない限りいつかは聞ける期待値はあるからね、この曲やったからこのライブは神ライブってのはなんかライブに対して不誠実じゃないかな~、なんて思ったり。もっと全体的にここの曲の次にこの曲をやる、みたいなセットリスト単位の曲の流れみたいなものを重視したいなーっていうのが個人的な基準。

……。

めんどくさいね、でももっとめんどくさくなるよ?

 

➁MCなんか、いらない。

うわ~~~めんどくせ~~~~

ってなるかもしれないけど耐えてほしい

 

いやでもさ?ライブなんて生歌聞くために何千円から高い時には一万なんぼっつう高いかねと交通費、貴重な2時間3時間をつかうわけですよ。そんなコストを支払って貴重なライブの時間、10分くらい時間使ってしゃべりの本業でもない歌手が最近何にハマってる今日何食った~で時間平気でつぶしてくるんですよ。いらんくね?そんな時間。そういうのその人のTwitterとかYouTubeの配信とかで話せばいいじゃん?

 

音楽聞くためにこっちは今日来たんだ、本当は100%ライブの時間を音楽聞く時間にしてほしい。これが俺の嘘偽りない本心。

 

ただそれは無理、絶対に無理なんだ。

 

普通に普段トレーニングを積んでいる人だって2時間ぶっ通しで人前で歌い続ける人なんて一握りだろう。よしんばそれができるようなパワフルアーティストがいたとしても絶対観客が半分もそれについてこれない。双方のためにライブの間にも空白の時間が必要。それは分かる。そんでただはけて水飲んでるだけじゃ退屈するだろうからステージ上でMCって時間を作ってコミュニケーション?をとりながら次の曲までの英気を養う、それもわかる。どころかむしろありがとうまである。

 

でもさ、それでマジでライブに一ミリもない会話をずーーーーーーーーーーっとされると飽きる。汗も冷えて肌寒くなる。そのMCの中でもなにか次の曲への期待に胸を膨らませるようなことを言ってほしいの、俺はわがままだから。

 

ところがこの世界はとても素晴らしく美しい、「そんなん当たり前のことでっせ」ってここまで言ってきた俺のわがままをすべて叶えてくれるアーティストは、いる。結構いる。思ったよりいる。

 

というわけでこれが俺の思う良いライブの基準2つ目、要約すると「曲と曲の流れをうまく繋ぐようなセットリスト」で「ライブ中のどんな時間も観客を飽きさせないような工夫」をしているアーティスト、ライブが良いライブだと俺は思っている。

 

前置きはこのくらいにして実際に行った良いライブの話をしていこう。

 

③良いライブ

(1)佐咲紗花(佐咲紗花 15th Anniversary EVE live)

まずは1月にあった佐咲紗花の15周年ライブ。

 

flyflyaniki.hatenablog.com

↑その時の感想はこちら、読んでて思い出したんだけど普通にこの時もMCについてピーチクパーチク言ってて草

 

この人のライブは簡単に言うと「常に最高潮を維持し続けるライブ」って言えばいいのかな。常にこっちのボルテージが高めの状態を継続させられるようなセトリ、MC、構成をしているのがすごくかっこよかった。

 

まずセットリストは基本的にぶちあがる系の曲がかなり多めになっている。知らん曲でもつい体がノリノリになるような曲が多め、もちろんチルって感じで落ち着いた曲もところどころに挟み込んではあるけどそれは次の爆発のための布石になっていることが多い。記事でも書いてたけど「ヒトツボシ」→「Anything Goes!」は本当にアドレナリンドバドバになるってレベルでキマッてるつなぎだったね

 

MCもさすが15年もやってるベテランというべきか毎回次の曲のフレーズだったりを引用して次の曲へのわくわくを増大させてくるんだよね、個人的に「黒い空に手を伸ばしましょうか(確かこんな感じ)」から始まる「Unravel Sky」はねぇ……たまらんかったね。

 

そして何よりこの人のライブで好きなのは「アンコールをしない」ってところ。

今のライブだとアンコールってやってしかるべきだという風潮になってるけど別に本編が良ければいらないんだよな。

 

むしろこの人の場合はアンコールをしないというマイナスにも見える構成をアンコールに尺を使わずにまんま本編にすべての時間を費やせる、アンコールがないからこそ本人が最後と宣言した一曲にこっちも余力を余すことなく楽しもうとすることが出来る。このライブの「Atlantico Blue」は自分含め周りもとんでもない盛り上がりだった。

 

(2)DIALOGUE+(DIALOGUE+ライブハウスツアー「カクノゴトキロックンロール!」神奈川公演)

続いては俺が大好き主現場のDIALOGUE+より前半に行われたライブハウスツアーの千秋楽の生バン公演。

 

DIALOGUE+のライブについてなんだけどこれは俺がさっきおしゃべりしてた良いライブの条件の部分と食い違ってるところがある。

 

それがMC、DIALOGUE+はMCを極限まで切り詰めてライブをやるんだ。

特に生バンはすごくてライブ全体を通して音が鳴っていない時間は10分と満たないんじゃないかってレベルでどの瞬間も音がなってる。

 

そしてDIALOGUE+のライブで最もポイントなのは「各々が好きに動いているところ」。すごいよ、DIALOGUE+のライブは。まずペンライトを振っている人がいる、その横には演者の激しいダンスをフリコピしてる人だっているし俺みたいに「ペンラは邪道」とか言って腕ブンブンしてる人もエアギターを勝手に奏でて気持ちよくなっている人だっている。極論迷惑行為や禁止行為に該当していなければ何やってもいいんだ。そういう心の広さがDIALOGUE+のライブにはある。プロデューサーが「観客は自由に盛り上がれ、一体感とかいらねぇから!!!」とか素で言っちゃってる人だから心置きなくわちゃわちゃできるんだよね。

 

そういった現場でライブ観みたいなものを育てると僕のような10分MCやっただけで顔が険しくなる人間が生まれます。辛いね。

 

(3)棗いつき(棗いつき LIVE TOUR 2025『VOYAGERS』)

最後は棗いつきのライブ

もともとらぷりえーるは多少聞いていたんだけどソロは藍月なくるが多少って感じだったんだけど5月に発売された「ダンガイマインド」がもんげぇよくてついライブに行ってしまったって感じ。

youtu.be

 

そんでいったライブなわけだけどかなりしっかりと「この曲はここ」だったり「これは絶対やりたいからメドレーで」みたいなセットリストに込められた意味が分かりやすいしMCもそこまで長くなくてかつライブの事しか話さず士気を落とさない、それでいてこの人本編中多分一回もステージを降りていないはずなんだよ。つまり常にステージの上に立ち続けてた、そんなん普通に休まらないはずなのにそれでも走り切ったこのライブは本当にすごかった。ちょっとアンコール後の20分くらいのMCは鬼門だったけどそれを吹き飛ばすくらいいいライブだった。

 

ライブはここまで、他にも綺良雪ワンマンとか良いライブがあるんだけど本格的に今年中に終わらなそうだからそこらへんはおいおい書いていけたらなと(現在大晦日の23時11分)

 

4.最後に(来年の目標的な)

今年はエロゲもライブも色んなモノを摂取して自分の好きなものの傾向みたいなものがなんとなく理解できるようになってきたかなぁってのが一番に思うことかな。

エロゲだと女装男子の沼に落ちつつウグイスカグラやスカイコードみたいな重い話も楽しめたり俺ってやっぱ結構幅広く楽しめるんだなと。

反面楽しめなかったりリタイヤした作品も結構あるんだけど「あんま楽しめなかった」以外に説明ができないんだよね、そこらへんを知りたいような楽しい作品に囲まれたいような。

 

後はコンテンツを楽しむのも良いけどそれをアウトプットすることはしたいよなって。正直ちょっとした感想はTwitterで散々書いてたりしたけどこういう本腰入れて書くっていうのは全然やってこなかったし、やろうとはしてたけど途中で何個も挫折してた。

毎月一個は出力できるようになりたいなっていうのは目標。

 

そんなわけ来年もよろしくお願いします。

7月にやったエロゲの話

今回は7月にやったエロゲの話をしていく。

内容に関してあまり具体的なネタバレは避けているつもりだけどそこらへん神経質な方はご注意

 

 

今月やった作品と感想

①ハッピーウィークエンド(HOOKSOFT)

最初にクリアしたのはHOOKSOFTの最新作「ハッピーウィークエンド」、6月に出た作品。学園モノが多いHOOKSOFTでは珍しく(というか初?)主人公が大学生でヒロインも全員大学生以上という普段より年齢設定が大人寄りの本作はHOOKSOFT25周年記念作品ってポジションらしい、王道の恋愛モノメインでこんなコンスタントに25年も続けられるの本当にすごいと思う。

 

そんでもって今作の感想だけど全キャラめちゃくちゃ可愛くてキャラの魅力は個人的に今までやった作品でも飛びぬけてた。それしか言いようがないんだけど本当に全ヒロイン可愛いんだ。普段はちゃらんぽらんな主人公が恋をして背伸びしていこうってお話が結構好み。

 

特にお気に入りは花咲小春、27歳イラストレーターがいっちゃん沁みる。

 

➁タマユラミライ(Azurite)

お次は「タマユラミライ」。妖異と呼ばれる妖怪や日本神話の神様、悪魔といった存在が数多く生息している深野という町が舞台のファンタジー寄りの作品。静かな田舎の深野という舞台や妖異のトラブルや相談事、などを解決する魔法使いという存在、設定や伏線なども結構面白くて概ね満足。

 

みだりさんに惹かれて買ったけど思いの外由岐奈にやられたなぁって感じ。蒔奈、

 

③華は短し、踊れよ乙女(ensemble)



3作目はensembleの長寿シリーズ、乙女シリーズの「華は短し、踊れよ乙女」。

 

大正時代の歌舞伎の女形として伸び悩む主人公が西洋からの留学生が広く受け入れている女学院に編入し、西洋の風と日本特有の文化を守ろうとする動きの対立が起きている中で学院内の頂点「撫子の君」を目指すお話。

 

このゲーム、日常会話がはちゃめちゃに面白くて本筋から脱線した話でもちょっと笑えるくらいキレがあるのがかなりの強み。それに加えてここぞという時に顔がドアップになる演出(歌舞伎の見得?)も採用されててその相乗効果でかなり楽しめる作品になってる。

 

メリッサ目当てでやったんだけどかなりしのぶが良かった。私は大鑑巨砲主義です。

 

④乙女の剣と秘めごとコンチェルト(ensemble)



お次は華乙と同じく乙女シリーズの「乙女の剣と秘めごとコンチェルト」。カッコいい男になるべく剣術を学びに留学していた主人公が日本に帰って早々女子校に剣術指南役兼生徒として編入することになるってお話。

 

この作品は女装モノ、ひいては女学院潜入モノとしての魅力を最大限発揮したすごく良い話だった。主人公日向と女装した姿だった陽菜をよく使い分けてて、男の娘モノだった華乙とは打って変わって姿を女子に変えている女装だからこその面白さが詰まってていい作品。展開も面白かったし今月やった中では一番面白かったかも。あと上級生2人がちょーえろい。でも陽菜ちゃんがいっちばんカワイイ

 

アンラベル・トリガー -Prelude to War-(Archive)

そんでもってここからは7月の新作、最初はArchiveの最新作で去年の萌えゲーアワードシナリオ賞を受賞したアンラベル・トリガーの新作「アンラベル・トリガー -Prelude to War-」。

 

今作は前作の続き、というか番外編のような作品。2026年に発売予定の「アンラベル・トリガー -Cold War-」までの橋渡しのような話のミリセントアペンドや本編開始前の過去を描くナトリアペンド、そして燻りつつもある程度は平和になったフロストが舞台のエステルアペンドの3つで構成されている。

 

感想としてはまあどこまで行っても来年のCWまでのつなぎ役って感じの作品なんだけど逆にこういう機会でもないと書けない話だなってのは分かる、特にアントリって作品は登場人物の過去にフォーカスを当てまくってた話だからそこらへんと噛み合っててそこそこ面白かった、個人的にはエステルアペンドが好み。

 

あと豪華特典版のミリセントのOPEDカバーCD,やっぱりめちゃくちゃよかった、明羽杏子よやっぱ

 

⑥宿りし乙女の誓いと魔法(ensemble)


7月最後の作品はまたしても乙女シリーズ、その最新作「宿りし乙女の誓いと魔法」。男なのに魔法少女になる力を得てしまった主人公が女装して女学院に通いながら魔法を学んでいくお話。

 

まずこの作品、主人公の魅力がすごい。男の響の中性的な状態から女装して若干お上品な姿の詩乃、そんでもって上の画像のようなかわいらしい衣装が似合う魔法少女形態全部に魅力があるし、演じる柳ひとみの響の時と詩乃の時とで声の高さに違いが出てるのもメリハリが出てていい、柳ひとみの声のまま声が低くなるの、すっげぇハマるんだ。

 

乙女シリーズ特有のシュールギャグ展開が今作だとかなり面白かったしお話自体も結構いい話でめちゃくちゃ楽しめた、あと乙秘めで結構好きだったシナリオ構成も引き継がれていてそれも乙秘め同様かなりいい味を出してた。終始面白かったし最後は温かい気持ちになれた。エロシーンもかなり充実してて総合的にみてもめっちゃいい作品だった。いいよね、触手……

 

今月の総括

乙女シリーズにドはまりしすぎた……

いやめちゃくちゃ楽しかったから後悔はないんよ?ないけどなんかそういう趣味のひとみたいに…

え?今やってるのも乙女が彩る恋のエッセンスだしその前ギャルズフィクションやってただろって?

はい……

でもそもそも初音は女装したいのではなくギャルになっているだけで別に女装では(文字数)

 

よかった音楽。2025上半期

お久しぶりです、社会の潤滑油です。

たまには書いてみようと思って今回は2025年に聞いた音楽の中で特によかったものをいくつか紹介。さすがに全部2025年の物で作ることはできなかったけどそこはご勘弁。

 

①ウワバミ/飴川紫乃

ああ、なんて刺激的 君を呑み込めば全てが快楽

 

初っ端はこの曲、我らがエロゲ声優飴川紫乃さんのオリジナル曲「ウワバミ」。

この曲はこれまた我らがエロゲソングコンポーザーのえびかれー伯爵が作詞作曲をしている。この曲の魅力は何といっても歌声とメロディそれぞれ別方向に突き抜けているのに互いの邪魔をせずにむしろ高め合っているとこだと思う。

 

この曲、メロディはえびかれー節が炸裂したようなバンドサウンド、特に2番サビ終わりからのバンドソロがふっつーにロックバンド顔負けの最高の音を出してる。それに対するボーカルはいつものかなり高めな飴川ボイスなんだけど、これがまた曲全体の質を上げてる。ごりごっりのえびかれーサウンドに埋もれない飴川ボイスが互いの良さを引き出してる。さらにこのギャップの裏で(表で?)しれっと歌われているガチの酒カスみたいな歌詞もまたさらに味。

 

てかこの人この前の逢瀬アキラBDライブで見たけど結構ガチでウワバミなんだね、MCだと人生初ライブで膝ガックガクで~みたいなこと言ってたのに自分の出番が終わった途端ハイリキ4缶(後々数え間違いで実は6缶)飲んでて笑った。歌も普通にうまかったしアンタみたいな初ライブ勢おらんて、もっとライブ開いてくれ。

 

 

 

②Blue Skies/夢乃ゆき

「さよならが悲しく響くから証をただ刻みたかったんだ」

お次はMELLOW最新作「スカイコード」より主題歌「Blue Skies」。MELLOWではおなじみ東条サダヲ作詞作編曲に夢乃ゆき歌唱のこの曲は、東条サダヲらしいピアノを交えた静かなメロディから始まり、サビでは激しい曲調になる二面性みたいなものが最大の魅力。激しいメロディになるんだけども、曲全体を通して優しい印象なのは変わらないのが東条サダヲと夢乃ゆきの親和性の為せる技。

 

特に個人的におすすめなのは二番サビに入る裏で流れるピアノのグリッサンド(っていうらしい、鍵盤の上で指滑らせる感じの音)、めちゃくちゃエロいのでぜひ聞いてほしい、アルバムとかサントラで。

 

これに限らずMELLOWはかなり曲が強く、作品も刺さる人には深く刺さる話ばっかなので気になる人は是非最近発売されたアルバムや体験版(マジで好み別れるから最低限体験版はやって)などもプレイしてみてほしい。

 

 

 

③始発とハミング/くるみ

味方もヒーローもいない道中で靴紐がほどけたら

何度だって結びなおせるくらいの日々でいい

続いてはあざらしそふとの最新作、「初恋マスターアップ」のED曲始発とハミング。動画の11分辺りに流れる曲だ。

 

この曲、というかこの作品の楽曲全部作詞作曲編曲を歌唱のくるみさんという人がやっている、そのため楽曲間の歌詞のつながりも強くてかなり楽しめるのは楽曲、ひいては作品の魅力足りえると思う。

 

その中でも特にいいのがこの曲。イントロから軽快な音でシンプルに曲としても良いし本編を乗り越えた主人公とヒロインを迎えるようなED曲としてもかなり完成度が高い

バンド色が強めではあるんだけどゴテゴテせずに後味さわやかな曲。歌詞もOPと対応する場所だったり、本編にリンクする部分も多々あってまさしく良曲。これ書きおろして歌う大型新人、何者なんだよ…

 

って思ったらバリバリバンドやってる普通の凄いアーティストだった。あざらし及びのざらしはこの人呼んで絶対ライブ開け、もっと依頼しろ。絶対にだ。

 

 

 

④ダンガイマインド/棗いつき

名も無き情熱と呼ばれる純な感情 胸に秘めたまま ちゃんと未来を選びたい

お次は棗いつきで「ダンガイマインド」。俺が大好きなコンポーザ兼プロデューサーの田淵智也もいるQMHzが作曲した楽曲。「細かくて難しいサビを私が担当しています。」と本人も言ってた通りサビ部分が田淵節全開の歌う人のことなんも考えてないイカレたリズムになっている、誰が言ったか田淵智也被害者の会。そんでもって編曲はeba、なんか…こう…シャドウなボクサーを思い出しますね…。

 

そんなイカレた曲を歌い上げる棗いつきさんもお見事。あまり曲を聴けていないけどバンド色強めの音楽歌わせるとすごい輝きそうだよね。

個人的に好きな部分は何といってもサビ、細かく刻まれたメロディに高速で歌詞を詰め込む様子はまさに田淵の真骨頂。特に好きなパートは「名も無き情熱と呼ばれる純な感情 失わずに済む世界を作ろうか 隠せない想い自分らしくて嫌いじゃない」。ここの歌詞、区切りの前後が「純な感じょう→うしなわずに」「作ろうか→かくせない」のようにしりとりみたいに音が続いている。

 

こういう歌詞の曲って大体つなげて読むのがよくある歌い方だなと思うんだけどこの曲はちゃんと区切って歌っているのでさっきも言った細かく刻むようなサビを一層際立たせている感じがある。ここ以外にも「嫌いじゃない~ダメじゃない 無駄じゃない」とか「響いた声であって声以前の声なんだろう」みたいに意図的にサビに同じフレーズを立て続けに入れている節があるような気がする。あのおじさんのこと完全には理解しきれていないからこれは狙ってやってる!!みたいなおおそれたことは言えないけど。

 

これどっかで見たと思ったら「おもいでしりとり」だ(「嬉しい」「いつもありがとね」「ねぇちゃんとみて」「手をつなぎたい」)

 

一度聞くと癖になること間違いないので是非。

 

 

 

⑤カクノゴトキdance/DIALOGUE+

さあどうしよう?気持ちよくなっちゃえそうだろ?純粋なら心に従えばOK!

最後は俺の魂の現場DIALOGUE+から「カクノゴトキdance」。歌と踊りに真剣な声優アーティストの新曲は圧倒的に強いメロディと思わず空で口ずさみたくなるような歌詞、DIALOGUE+の真骨頂みたいな曲で初見のインパクトは今日あげた中でも断トツ。

 

聞いてて気分が上がったろ?歩くペースもこのリズムに重なるようになっちゃっただろ?思わずもう一度再生したくなっちゃいそうだろ?もし少しでもそう思えたのならDIALOGUE+のライブに行かないか?

メロディからまで歌詞、挙句の果てに思想mなで強いこの曲の最大の魅力は何といっても「これがDIALOGUE+のライブの楽しみ方」である点だと思ってる。

 

この歌詞、ただひたすらに言葉を尽くして終始「好き勝手楽しめ!!」って言ってるんだ、誇張抜きで。なんなら普通ライブでよくある一体感も「お手軽な一体感 強制のある連帯感」と真っ二つに斬っている。それこそDIALOGUE+、ひいてはプロデューサーの田淵智也がいつも掲げているライブのスタンスにピッタリ合う歌詞だと思う。

 

彼らはライブの時にダイブモッシュ禁止とかそれくらいの、当然または理解の反中の禁止事項しか挙げない。UOもペンラも素手もフリコピも目閉じ腕組みも好きにやっていいのだ、DIALOGUE+のライブは。そしてDIALOGUE+は宣言通りいつも最高の音楽体験をくれる。この曲はこのコールで…とかペンラの色は…とかこの曲やってくれなきゃ…とかそんなこと考える必要がない。DIALOGUE+が全部ひっくるめて完全お任せで最高の音楽を最高の使い方と最高の環境で聞かせてくれる。必要なのは時間とチケット代と自分なりのいい音楽への向き合い方、ただそれだけでDIALOGUE+は最高のライブをやってくれる。

 

9月に八王子で新曲をひっさげた最高のライブをやるから行ってみないか?待ってる。

 

最後に

めちゃくちゃ久々に書いて結構疲れた。本当はゲーム版もやるつもりだったけどそれはまた年末とかに。

とりあえず「恋愛、はじめまして」と「初恋マスターアップ」おすすめ。特に恋はじはやって。いややれ。てかアレ普通の人がプレイしたら4時間半で終わるゲームじゃねぇから普通に20年近くフルプラだしてるメーカーがそんなモンFD以外で出すわけねぇだろ騙されるな真実を見極めよ!!!!!!

これサムネになるのかな

 

【ネタバレ込み感想】恋愛、はじめまして

今回はASa projectより2025年に発売されたゲーム「恋愛、はじめまして」の感想。

実は初ASa

書いてる時点で発売直後の最新作だけどいつも通りお構いなくネタバレもぶっこんでいくのでこれからプレイするよって人は当然ブラウザバック

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1.緒方伊織

本作の主人公、ぼっちを極めている陰キャ男子で最初の方は天使ともうまく話せないくらいのコミュ障。ASa有識者の話だと頭ぶっ飛びがちなのがASaの主人公の特徴らしいんだけど伊織はそれにあてはまらなさそうだなって印象だった。なんか友達出来ていき、ルートが始まるくらいで急に頭おかしくなり始めた、これがASa主人公か……

 

2.犬屋恋丸

後輩ヒロイン、ぶっちぎりの狂気ルート。話には聞いてたけどASaってこんな強烈なキャラだすのね…。恋丸やさっちゃん、伊織の正気じゃない登場人物たちのぶっ飛んだかけあいがめちゃくちゃ面白かった。

 

正直ASaがはじめましてだったから最初らへんは呆気に取られていたけど、段々慣れてきて初Hシーン後くらいから慣れてきて、そこから一切頭使わずに楽しめた。それはそれとして最初のHシーンが野外露出プレイなのはビビった。

 

特にラストシーン、あんなED後特有のいい感じのBGMと卒業して社会人になった恋丸の落ち着いた声、そんな雰囲気をすべてぶち壊すあんな狂気見たいなCG。笑うしかないだろあんなん。ノリで楽しめって感じのストーリーだったけどくどくなくていい塩梅だったと思う。これがASaの洗礼か……

 

まぁこのルートで分かった、ASaは頭空っぽにして楽しめばいいのね。

 

 

 

3.藍沢紫

めっちゃくちゃ普通に恋愛方面に力入れたいい話だったが?????

伊織に対する距離感がバグっていて、恋丸とはまた別方面でぶっ飛んでいるヒロインなんだけど、この子のルートはこの作品でも一番恋愛描写がしっかりしていたと思う。特にドラマチックなイベントがあったわけではないけれども、段々と惹かれ合っていく2人。紫は伊織に対して色々アプローチをしてみるも、本人にはもともとの距離感の近さからいつものことだと思われたり、紫からの告白に悩む伊織だったりと共通の時からは想像できない普通に甘酸っぱい恋愛をしていた。

 

あとこのルートは前作「コイバナ恋愛」よろしくサブキャラの恋愛にも多少触れられていて、そこがいいアクセントになってた。章吾と恋愛同盟を組んでから義男など他のクラスメイトとも交流を持っていき、章吾の告白の応援をしたり、紫の告白の返事に悩む伊織に𠮟咤激励する章吾だったりと、恋愛とはまた一味違う友情って側面の青春も色濃く書かれていてそこがすごく刺さった。ぶっちゃけこの作品で一番好きなヒロイン。だからこそ天使√の紫に来るものもあった。

 

あとキャラデザの話になるんだけどメインヒロインの中で彼女だけ別の原画家を採用したことがいい味を出していたなって思う。というのも紫は作中でも人気モデルで他のヒロインからも完璧なスタイルと言われている。それが従来のASaのキャラクター特有の可愛いキャラデザとはまた違う、うなさか先生の長身の美人って感じの立ち絵がプレイヤー視点でも作中で言われていることを実感できるのがいいなと思った。一部キャラの原画を別のイラストレーターに任せるってどうやっても違和感がでちゃってかなりリスクがある判断だとは素人でも思うけどもそれを作品内で上手い形で落とし込まれてて結果として成功だと思った。

 

 

 

4.風雅姫乃

伊織がやっているネトゲで出会ったお嬢様学園の陰キャ先輩。コミュ障ながらも寂しがり屋で仲間外れが嫌なので単身伊織や雄華のいる学園に突入したりと、時々謎の行動力を見せるなんかちょっとめんどくさいキャラ。

 

告白シーンはゲーム上でイマイチ締まらないものだったけどなんとかして年上として伊織をリードしようと頑張るとこが可愛かった、個人的には彼シャツCGがなかなか癖。

付き合った後も女友達を作るために伊織の学校に押しかけ他のヒロインに噛みついたり、家にも押しかけて天使や寧さんにあーだこーだ言ったり、特に大きな展開はなかったけどASa特有の面白さが詰まってて面白いルートだった。

 

 

5.天使

メインヒロイン最後は天使。彼女のルートは途中までは紫ルートになっていて、彼女の告白を断ることで進行する。フラれた後の紫のセリフがかなり胸に来る。お前は俺の好きな要素全部持ってる…。

 

そんでもって明かされる天使の正体なんだけどこれがかなりインパクトあった。なんだよ「就活失敗した憂さ晴らしに制服に天使の羽根つけたコスプレして母校に侵入した上自分を見つけた男の家に居候する自称天使の2〇歳コンビニバイト」って、キャラが濃すぎるだろ。

 

ぶっちゃけ最近某ガチ天使が出てくる作品をやってたせいで本当に天使だと思ってた。天使の翼がまさか小林幸子みたいな衣装の小道具みたいなもんだとは思ってなかったわ…。

回想シーンは半年くらい前まで就活で苦しんでたからなんかもう痛いほど気持ちが伝わってきた。良かった、このゲームが発売したの最近で。就活してた頃に発売されていたら俺も高校の制服着て酒飲みながら地元の高校侵入して捕まってたと思う。

 

親父から真顔で「あと1年なら許す」って言われたの、結構クるものがあった



肝心なルートの話自体は天使が伊織の前から消えた時には彼女が与えた天使ミッションをこなす過程で手に入れた友達が彼女を探すのに協力してくれるっていう展開や(きっかけが天使の腹いせだったとはいえ)自分に青春を教えてくれた天使に対して逆に伊織自身が教えるって構図とかがシンプルだけどすごくいい構成になっていたなって思った。

 

付き合う前は伊織に青春を教えるような立場だったのに、いざ付き合うとお互いそんな経験もないため、はじめましてな青春のアレコレを体験する天使という共通からのギャップにはグッと来た。2人が付き合った後も猛烈にアタックしてくる紫も最高だよ……。

 

エピローグでちょっとウルウルした、あんなにバカやってる話なのに…。

Hシーン③のユニフォームポニテがガチで癖に刺さりました、ホンマありがとな。

 

 

 

総評

めちゃくちゃ面白かった。最初主人公が豹変したときはなんかイキり始めたな…とは思っちゃってたけどあんまり根っこの部分は思ったより変わっておらず、ノイズにならなくてよかった。

俺自身も漠然と青春時代を過ごしてきたからこそ漠然と憧れていたヒロインとの甘酸っぱい青春も、男友達と背中を押しつつ押されつつな青春もすべてが眩しく見えてこの作品がより一層好きになれた。すっげぇバカみたいで笑えるんだけどエピローグを終えると良い話だったってなれる作品。

プレイ時間が短めだという話もあるが個人的には抑えるべきところはおおむね抑えていて、物語がダレる前の最高速度を維持したまま駆け抜けたなという印象がある。もっとこの青春モンスターの物語を見ていたい気もするけれども変に伸ばして詰まんなくなるよりは断然いい。

…で?FDはまだ?

 

 

 

おまけ

寧さんと制服Hしろ

 

 

【ネタバレ込み感想】2045、月より。

今回はMELLOWより「2045、月より」の感想。

 

公安と協力して事件を捜査することになったアンドロイド嫌いの天才ハッカーの主人公操はレストランを営むまるで人間のようなアンドロイドのエルやインターネットアイドルのゆい、破天荒シスターの調と出会い、様々な事件に巻き込まれていくSF作品。

この作品はシナリオ構成が少々特殊でヒロインとの個別ストーリーと共通部分が交互に展開されるものになっている。図に表すとこんな感じ。

パワポ10分クオリティなのは許し亭




こんな風にあんまりエロゲで見ない形式をとっている。

アンドロイドが主流になっている近未来というある種の冷たさを感じる世界観設定だけれど、純粋な悪意を持って行動するキャラクターがほとんどおらず、終始SF的な雰囲気と登場人物たちの温かさを感じられるとても良い作品だった。

音楽はMELLOWといえばの東条サダヲ。もう本当にいい曲を作るんだけどやっぱりOPの「トロイメライ」がめっちゃいい。やっぱ夢乃ゆき×東条サダヲなんすわ。

攻略した順番はゆい→調→エルだったけどこのエルさえ残してれば正解だと思う。

ここからネタバレも入ってくるので注意

 

 

1.本作のテーマ

自分はこの作品のテーマを「意思疎通」だと考えた。この作品の登場人物たちはみんなどこかですれ違いを起こしている。操と操を育てたアンドロイド、「ADAM」と「EVE」、彩夢と鮮己、アニーとゆうひ、などなど。そしてそのすれ違いを経て、それぞれが互いを理解していく話になっている。その過程としてエルに備わるその人の過去の出来事が見える機能、そしてすれ違いを乗り越えた先でエルが夢見る、人とアンドロイドも関係なく皆が互いを理解して笑い合えるような世界、それを目指していくお話だと感じた。

 

2,共通ルート

上でも言った通りこの作品のシナリオ構成は少々特殊で共通の合間にヒロインとのルートが挟み込まれた形になっている。なのでここではその挟まったヒロインパートを省いた感想を書いていく。

個人的にエルとサイトーの会話のシーンがお気に入り。

アンドロイドに仕事を奪われ、それでも周りの人間から手を差し伸べられず、ギャングになるしか生きる術がなかった若者を見てきたからこそ人間を悪として認識し、アンドロイドである自分が人類の上に立つというサイト―。

一方で調や操、ゆいなど、自分に優しく手を差し伸べてくれた人間達を見てきたからこそ人と共に歩みたいというエル。人類とアンドロイドの共存という目標は一緒だけども結論が大きく違ってしまったADAMとEVEの意見の違い。傲慢な人間に対して反旗を翻したアンドロイドが人間がたどってきた歴史を繰り返そうとしていること。最高峰のアンドロイドの知能が導き出した完璧に見えた計画、それがたった1人の不幸な死によって崩壊してしまい、動揺してしまう様子など、感情を持った故に人間らしくなっていくサイト―が魅力的だった。

 

3.ゆいルート

このルートはSFながらも半分ファンタジーに近い話になっている。

ネットアイドルの設定が上手く活きたようなそうでもないような…

ゆい自身のルーツであるクローン、そのクローンに入るはずだった少女泪の幽霊と話すためにニコラ・テスラの手記に残っていた技術を再現、しかしイギリスの組織からの刺客がゆいたちを襲う。というなかなかぶっ飛んだストーリーをしてる。

もはやファンタジーの域の話なんだけど「エーテルという物質があってそれをあーだこーだして実体化させる」みたいななんか理屈っぽい説明がされていてなかなかにオカルトよりの話をSFテイストに持ち込む、そんなパワーを感じる話だった。

長い時間をかけた生まれてしまった泪と妹の心の溝、ルナティックシンドロームの影響でクローン移植が失敗に終わり、本来泪の脳が入るはずだった代わりに生まれたゆいという人格。お互いの本心を伝え合うことができ、本来出会うはずのなかった2人がまるで姉妹のように話し合ってお別れをするシーンは正直感動した。

 

4.調ルート

このルートは共通の一連の事件のけじめがテーマになっている。

個人的にはかなり好きなキャラ

神父亡き教会の、後継ぎとしての苦悩や圧倒的なカリスマ性をもつサイト―なきギャング団の抗争。彼の野望を食い止めただけでは終わらないその先の問題に焦点が当てられている。

他の2人と比べると出自が一般人であるため比較的普通の恋愛に落ち着いていて、二人ほどの盛り上がりもなかったなと正直思った。

サイト―の復活はなかなか盛り上がるところではあるが「アイツほどのカリスマ性があれば抗争も止まるはず!!」みたいな言い方しながらADAMの復活とかいう下手すれば国家反逆罪クラスのとんでもない爆弾を生み出しときながらやってたのは戦闘用アンドロイドパンチでギャングわからせ程度なのはなんだかなぁという感じ。

それでも自分の手では付けられなかった復讐に「東雲の記憶感情を引き継いでいるサイト―を許す」ことで終わらせることができたのはとても良い結末だったと思う。復活したサイト―が言ってたことは結局詳しく解説されなかったけどどうだったんだろう、エルアフターの後の話?

 

5.エルルート

エルルートは本作において一番力を入れて作られたルートで、本編のエルルートの他にも全員のルートをクリアした後に解放されるTRUEルートの二部構成になっている。

もんげー可愛い。北大路ゆきなのもGood

人間とアンドロイド、人ではなく機械との恋という障壁について語られるのがこういった作品の定説だろうがこの作品は割と最初の段階で操のアンドロイド恐怖症の克服として消化、そこから段々互いに惹かれ合っていく描写が描かれている。個人的には恋愛をしていく過程で様々な感情を得ていくエルが魅力的だった、操が彩夢に会いに行くときにやきもちをしてるとことかマジで可愛い。

そして結ばれることになった2人に待ち受けるのはサイト―の事件で仲間として行動していた彩夢、アニー2人の裏切り。

ここまであまり語られていなかった「ルナティックシンドローム」以前の反アンドロイド運動のことや「ルナティックシンドローム」直後の混乱などが描かれた。

個人的には彩夢の過去がかなり印象に残った。皆が人間らしく生きようとするエルを肯定していたからこそ異端に映っていた彩夢のアンドロイドは人間の道具たるべきという考えにも多少なりとも共感できた。

そして過去があったからこそ、彩夢を救ったエルの行動も良かった。ビルから転落しそうな彩夢をかばって落ちるシーン。父の作った感情をもつアンドロイドでかつての親友のルナ(=エル)が助けるというところに父とのすれ違いだったりルナとの和解だったりが詰まっていてとても良いシーンだった。

アフターで10年の時を経てエルが復活する終わり方も、この作品にふさわしい終わり方だったと思う。

 

6.作品の総評

最後にこの作品全体の感想をいくつか

①シナリオ構成

先も説明したけどこの作品は個別ルートが共通に挟み込まれる形になっており、調とゆいは個別の最初のストーリー、サイト―の革命が本格的になる前から恋人として付き合うことになっている、そこに駆け足感を覚えた、共通の話も個別の話もそれぞれが途中で区切られているため最初の頃はイマイチ話に集中しきれなかった部分があったのは惜しかったなと。ルートにおける本筋のストーリーが共通語に詰まっていたエルルートはまとまっていたから他の2人もそうしとけばよかったのに…

 

②SF要素

この作品はアンドロイドやAIのある近未来が舞台なので当然それにまつわる様々な用語が出てくる。正直そこらへんの説明が難しく、ABEL事象とかあんまよくわかってないままクリアしちゃったけど、割と大雑把な意味さえ分かっていれば話が分かってくるのはいい作りだったなと思う。

 

②優しいストーリー

この作品、現代以上に人間関係が希薄化した世界観だけれど、登場人物はほとんど皆根が善良に振り切れている。エルなんかは最後のCGを見ればわかる通り、あの東雲にも優しいくらいの根っからの善良なアンドロイドだし、ぱっと見そうとは思えない言動をしているキャラがいてもそこには何かすれ違いが生じており、そこを解消することで優しい性格なのが皆わかる。そういうキャラクターで囲まれているからこそ物語全体が優しくきれいなものになってる。個人的にはここが一番この作品で好きなところ。

佐咲紗花15周年ライブに行ってきたよって話

1/26、佐咲紗花 15th Anniversary EVE liveなるものが開催された。

空が青くても空が黒くても私は手を伸ばし続けたい

そのライブの感想をつらつらと

 

 

1.とべの状況

佐咲紗花自体はめちゃくちゃ好きでよく曲とか聞いているし曲歌っているからって理由だけでゲーム買ったりもしていた。ただ佐咲紗花単独ライブ自体は初現場、まだまだぺーぺーのオタクである、去年のB.G.MLive!に参加したときに聞いたくらい。

flyflyaniki.hatenablog.com

だけどその1回がすさまじかった。曲にパフォーマンス、客だけではなくバンドメンバーのボルテージも上がりきった状態でやるUnravel Skyはもう最高のもので後日すぐにアンラベル・トリガー買っちゃった。

 

そんな人がやるライブ、しかも生バンド。期待しないわけなくない?ってなわけでB.G,M終わってすぐチケットを握った。

 

また今回は友達誘ったら興味もってくれてチケット買ってたので一緒に参加することに。そいつのライブ経験がほぼない。そんな中でオルスタライブはなかなか辛かろうと思って色々アドバイスしつつ、お互い初の佐咲紗花ライブ突撃。

 

2.セトリ予想という名の当選祈願

実はこの章までは事前に書いてたりする。

びっくりするくらい偏ってて笑う



個人的には開幕「マリンブルーに沿って」→ラスト「夢と色でできている」の思想セトリとか見たいもんだけど今は夏ではないので自重。聞いたことない曲でも楽しめるのがバンドライブなので今からどんな曲が聞けるのか楽しみ。

 

3.セトリ

公式のセトリがこちら

画像二枚目なので以下覚えてる限りのMCの内容とか文字起こし、MCは内容ふんわりで正確には間違ってるかも

 

客入れBGM 恋さくミライとか

入場 夢と色でできている(short inst ver)

M1 ダイアログ

M2 星彩のRipieno

M3 ー標ー

 

MC 会場は下北沢シャングリラ!なんかいい音が聞こえそうですね…?的な

M4 Shangri-La...

M5 Golden Mission

M6 マリンブルーに沿って

M7 fly away t.p.s

 

MC 皆との距離感を0にしたい!的な

M8 Distance

M9 Haven`s gate

M10 ヒトツボシ

M11 Anything Goes!(SAYAKAVER)

M12 Super Driver(SAYAKAVER.2)

→アウトロ何分か伸ばして衣装チェンジ、再登場後バンド一時休憩

 

MC バンド休憩について(この後にまた最高の演奏をしてもらうため、以下5曲オケ披露)、Livily Islandの話

M13 永遠の薔薇の園~Secret night~

 

MC 次の楽曲「Zzz」について(Bossa ver.だよって感じ)

M14 Zzz(Bossa ver.)←歌いだし飛び

MC さっきのを高速再演

M14 Zzz(Bossa ver.)←歌詞飛び

M14 Zzz(Bossa ver.)

 

MC ゲストの夢乃ゆきさん登場、日常の話とか(以下FROZEN QUALIA三曲)

M15 夏が終わる

M16 祝祭

M17 カレイドスコープ

 

MC 夢乃ゆきが好きすぎてワンマンに初めてゲスト呼んだ話

→退場後バンドメンバー再登場

M18 ID-0

M19 Break your world

M20 BLAZE MOMENT~紅蓮浄歌~

M21 CHIASTOLITE

 

MC 空に手を伸ばしましょうか 

M22 Unravel Sky

M23 DREAMLESS DIVER

(タオル用意&コール練習タイム)

M24 Super Shiny Sensation!!!

M25 True Memories Symphony

M26 Atlantico Blue

 

一言でいうと「脳汁ドッパーテンション爆アゲイカレセトリ!!!」って感じだった、かなりアップテンポの曲を迫力の生バンドで披露されていて、初見の曲が多かったけども終始テンション高めで過ごせてとてもいいライブだった。

 

特にぶちあがったところとか詳細な感想は次に。

 

 

 

4.感想

①開幕の入場曲「夢と色でできている」

まぁセトリではないんだけどさ……。

今回は歌唱披露されなかった曲ではあるけどやっぱりファンの中でもこの歌、というか堀江晶太曲は人気が高いのか1番インストの音源だけでもフロアの盛り上がりは尋常じゃなかった、コールもそろってたし。

1番の終わりで登場する佐咲紗花

 

「これからの僕等が出会う旅に」

 

②ダイアログ→星彩のRipieno

そんで最高の状態で始まる1曲目は「ダイアログ」。優しい曲調と激しいバンドサウンドのミックスでバンドライブとしては上々の滑り出し、続く2曲目はデビュー曲「星彩のRipieno」。これは先ほどとは打って変わって激しめの曲調で会場のボルテージも一気に最高潮に。最初のブロックは「今日のライブはこんな感じです!」ってのを印象付けさせることが多いけど、この2曲のおかげでこっちも今日のライブがどんなライブか理解できた。

 

③Golden Mission→マリンブルーに沿って

僕はエロゲーマー、なれば否応にも流れたら体が勝手に反応してしまうメロディなるものもある。

 

デデッデーデデデッデーデw
Golden Mission🎵
デデッデーデデデッデーデw
微熱のうちに会いに行っちゃえ🎵

 

やっぱ強い曲が多い中でも聞きなじみのある曲流れた瞬間すべてを差し置いて爆沸きしちゃうのはしょうがない

 

この曲、空気を持っていく力が強い。中毒性の高いメロディにキャッチ―な歌詞、つい踊っちゃうくらいクセになるダンス。みんな一同に踊りだして楽しかった。

 

とか思ってたらお次は俺が一番大好きな堀江×佐咲曲「マリンブルーに沿って」!!!!!!??????

冗談抜きでこうなった。マジで誰が予想できた?

俺だわ

 

最高の曲の最高のアレンジを前にさすがに高まりも急上昇、そうなったのは俺だけじゃなかったようで周りの沸き方も尋常じゃなかった。そんなこちら側の熱がバンド側にも伝わったのかアウトロのドラムが途中から一段階音がデカくなった、バンドライブの最大の魅力だよこれ。

 

④ヒトツボシ→Anything Goes!

個人的に一番のアドレナリン過剰分泌ポイント。もうひたすら言いたいことがたくさんあるけどとりあえず「ヒトツボシ」から。

 

この曲は「ウルトラマンタイガ」のEDに選ばれた曲で幅広い音域と転調が魅力の歌。

 

そういえばリスアニ!のインタビューで”先方から「こういうイメージだとうれしい」という私の曲があり、それが彼の曲だったのでお願いすることになりました。”ってあるけどその曲絶対「キs

 

ライブでの「ヒトツボシ」はさすが堀江曲というべきか、佐咲紗花の歌声との親和性が高かった。それだけじゃなく歌詞のコーラスを観客と合唱するという演出もあり、会場の一体感がすさまじく、その分歌の後の余韻も大きく「これラストか?」って思うレベルだった。

 

そんな心地よいムードで終わった「ヒトツボシ」の次に来たのはけたたましいってレベルのドラム連打、ん?

 

 

You count the medal 1 2 and 3 life goes on anything goes coming up OOO

 

 

佐咲紗花やりやがった!!!!!!!!!!!!!イカレてる!!!!!!!!!!!円谷でいいムード作ったら東映でぶち壊しやがった!!!!!!!!!!最高!!!!!!!!!!!

 

仮面ライダーオーズ」なんて俺にとっちゃバリバリ世代仮面ライダー。私はディケイドの謎映画予告に驚き、ダブルの最終回1話前でボロ泣きしてオーズでマツケンを知った者。

同級生とのカラオケでは毎回「Anything Goes!」を歌うしラップパートなんてアカペラでも歌えるような元少年はこのイントロ聞いた瞬間この日一番声出た。

 

こんなことライブでできるのこの人くらいしかいないって…

 

⑤FROZEN QUALIAブロック

そして今回のライブの目玉の一つ、ゲストの夢乃ゆき登場で披露されるFROZEN QUALIAパート。フィーチャリングという形で佐咲も参加した「祝祭」「夏が終わる」、そして佐咲とのデュエットという形で披露された「カレイドスコープ」はここまでのセトリにはなかった曲調、デュエットというのも良いアクセントになってたと思う。

 

とくに「祝祭」の声が重なる瞬間の美しさがとんでもなくよかった、好き歌手2人のハモりは世界を救うよ

 

⑥最後まで熱量は最高潮、最終ブロック

ゲストブロックも経てバンドメンバーも再登場、ついに最終ブロックへ突入。ここのMCがマジでよかった。

「空に手を伸ばしましょうか(こんな感じ)」でMCで締めくくり流れるイントロはもちろん「Unravel Sky」。この曲もまぁ~堀江曲とはまた違った意味で佐咲紗花との相性がいい曲となっている。

 

この曲は何というか、曲中の盛り上がるポイントがめちゃくちゃわかりやすく強く作られてて盛り上がりやすいな、って思ってる。「Unravel Sky」のサビの入りで一度ほとんどの演奏を止めるタメのようなタイミングを作り、一拍おいてから演奏を再開する手法。

こんな感じで静と動をうまく使ってサビの盛り上がりを一層引き立たせる手腕がこの作曲家の最大の持ち味だと思ってる。

 

さらにこの曲、ゴリゴリのバンド映え曲でベースやらドラムがジャカジャカドカドカの極みって感じで生バン披露にもってこいの神曲、さすが俺にB.G.Mの後サントラ付き豪華限定版のパケ買わせただけある。

 

STRIKERS×佐咲紗花の親和性は相当高いのでArchiveは絶対にこの2人を今後も続投させるべき。あと明羽杏子とくすはらゆい

 

 

お次に取り上げたいのは「Super Shiny Sensation!!!」。これ完全初見だけどマジでよかった。あれこそこっちの残り体力根こそぎもってってやろうって感じの曲だし、ベースギターがありえん輝いてて高まりも上々、タオルの練習に関しても定番って感じで慣れてる人も慣れてない人も一丸となって振り回してた。

 

あとあとライブ音源を聞いてみたらその時もこんな感じで「こういう役割のある曲っていいよなぁ」と思いつつも「音源じゃ物足りないよなぁ…」ってなってた。こういうライブの時にとてつもなく輝く曲は素晴らしい。

 

そして最終曲、ここまで全力で駆け抜けてきた佐咲紗花 15th Anniversary EVE live。そのトリとなった曲は「Atlantico Blue」

 

いやもうね、さいこ~~!!!!!!!

 

〆にいい感じで終わらせる、とかじゃなくて最後まで走り続ける終わり方なのさいこ~~!もうケチつけるとこねぇよ!!堀江晶太佐咲紗花に完敗!!!!!!

 

何度も最高潮を最高潮で塗り替えてきた今日のライブ、それを終わりの曲、じゃなくて始まりの曲で〆ることで熱を下げることなく終わらせる、ある意味定番の流れだけど今回のライブはそこまでの過程の密度がすさまじい。

 

本当にライブの熱気を一度も下げることもなく、アンコールがないからこそこの正真正銘最後の曲にありったけをぶつけようとする観客、バンド、アーティストの熱量がこの曲をより一層引き立たせた。

 

そんな感じ終始最高潮を更新し続けていく、すげーライブだった。

バンドライブ狂いの俺はもちろん、一緒に行った友達もこの熱に当てられ終始楽しそうにしていた、本当にいいもんが見れました。

 

5.終わりに

今回の総括、佐咲紗花はバケモン。

もうこれ、総じてこれ。

歌手としてのパフォーマンスはもちろんのこと、「観客を盛り上げる」という部分においてこの人の右に出る人はそういないんじゃないか、そう思えるほどの人だった。

 

個人的に言いたいのはMC。

MCっていってしまえば「曲の間の休憩時間」なわけで、必ず入る時間である。

そういうのって正直こっちの熱が引くというかギアが一回落ちちゃうのは分かってくれると思う。カスハラ上等で言うがはっきりいって10分くらいステージ上で雑談されると萎えちゃう。

真理

とはいってもワンマンライブの長さなら例外は除いて、MC入れなきゃぶっ通しで歌唱なんてできない。

 

でも彼女はそんな時間もライブの熱を高めるパフォーマンスの1つにした。それがセトリのところにも書いてるMCの内容にも関係する。次の曲のほのめかすような言葉を入れることでオタクニチャァからのフロア沸きで冷ますことなく熱量を保つ、これ本当にすっっっっごいことだよ、オタクの喜ばせ方わかってるとしか言いようがない。

 

後はバンドメンバーとの信頼関係。このライブは佐咲紗花のライブだけど佐咲紗花だけがライブするわけじゃない、バンドメンバーを招いてのライブなので当然そのメンバーもステージに立つ。その時の雰囲気がアーティストとサポートバンドみたいなものじゃなくて佐咲紗花をボーカルとした1つのバンドって感じでメンバーたちとの距離も近く、MCでも話題振ったりとか和気あいあいとしていた。

 

これはバンドメンバーが違っていたB.G.Mでも思ったんだけどこの人はバンドライブを自身の強みの一つとしているからこそバンドメンバーとの連携にも気を配っているんだろうなーと、そういった部分でバンドとしてライブをしているという意識が今回のすんげぇライブを生んだんだろうなと。

 

最後に個人的に好きなのはMCでポロっと言っていたこと、「佐咲紗花はアンコールしないんで」

アンコールするのが普通でもはやアンコールを含めたセットリストを組んでいることが多い現代のライブで、それをしないって決断をしているのが個人的にはとても信頼できると思った。

 

アンコールなんてした方がいい、そう思う人も多いだろうし実際俺もライブに来たからには一曲でも多く生歌を聞きたいという気持ちは人一倍強いほうだ。でもセトリの感想でも言った最後の「Atlantico Blue」を聞いてからそんな気持ち完全に吹っ飛んだ。間違ってたのは俺。

 

あの瞬間の全力を出し切ってさらにその先まで行こうとしているステージの盛り上がりは、絶対腕も喉もイカレてるだろうにそれでも腕を振り上げるフロアの熱狂は、この曲が正真正銘の最後であってアンコールなんて安直な奇跡なんかかけらも考えちゃいないからこそ生まれた盛り上がりだったと思ってる。

 

こういう佐咲紗花のバンドライブに関する考えみたいなものがすべて詰まって今回のようなすごいライブが出来たんだろうな、と思ってる。

 

もし、こんな駄文を読んでみて行きたいななんて思った人がいるとしたら。

行こう、めちゃくちゃ楽しいよ